Web企画:特集/座談会2014
岡本 あのねえ、反抗期はちょっと意外だった。
梅崎 ねえ、出そうな感じがしますけど。
会員1 そうですか。
梅崎 でも、何でですか。結構、意外なんですけど。もう、むしろいい思い出だったなみたいな感じなんでしょうか。
会員2 過ぎてしまったなみたいな感じで。
会員1 そう、過ぎてるから。もうかわいいですよね、反抗期。(今かかわっている子が)嫌だとか言ったら、「嫌だって言ってるー」って思って。
一同 (笑)
会員3 そっか。私はあんまり反抗期らしいもの、覚えてない。
岡本 そういうママいるの。そう、でも、大体お子さんは反抗してるんですよ。
会員3 みたいですよね。
岡本 逆に心配されて、うちの子あんまり反抗しないですけど、大丈夫なんですかって聞かれるけど、他人から見ると、いや、十分反抗してますよ。
一同 (笑)
会員3 わかります、そういうの。
岡本 ママがすごくおおらかで、こんなもんよねって。
梅崎 受け止める側の。
岡本 受け止める側、本当に関係の問題で。
会員3 気にならなかったです。
岡本 そう、気にならないまんま。
梅崎 そうなんだ。子どもはちゃんと反抗しているんですね。
岡本 そう。お子さん、すごい引っ繰り返ってるよね、まさに今、引っ繰り返ってなかった?って思うんだけど、いや、子どもだし、このくらいですよねっておっしゃる。どーんと、さあ、来いみたいな。
梅崎 そういうタイプでもいらっしゃったんじゃないですか。
会員1
どうかしら。私は違うな、なんて思って。やっぱり相当引っ繰り返ったり、動かなかったり、困った覚えはあるんです。困った、困った、困った、毎日どうしよう、どこ連れて行こうとか、かなり悩んでて。そういうふうになっちゃうと、私、抱っこして、もう強制撤去みたいになっちゃってました。今思うと、(勤務している)保育園じゃ、それはまずいんですよ、やっぱり。 ちゃんと受け止めて、どうしたのって、いちいち聞いてあげてって言われるんで、ほかの子にならできるのに、何で自分の子にできないのっていうのがあって。でもどちらかというと、思春期の反抗期のほうが大変だったので、それはやっぱり鮮明にまだ覚えてます。いまだに反抗してきますよね、ちょっと機嫌が悪いと。ママってさ、いつもさってとか、文句言って、これ、反抗だなって思って。反抗期まだ続いてるなって思うんですけど。
梅崎 それは面白い。
会員1 ちいちゃい頃の反抗は覚えてないのが多いのかな。忘れたいのかもしれないです。うまくできなかったなっていう思いがあって、忘れたいっていう心理が働いてるのかもしれない、私は(笑)。
岡本 なるほど。確かに上書きされますね。
会員1 そうなんですよ。
岡本 私、今思えば、これ(エピソード)読んで、かわいい(笑)って思う。
梅崎 当時は必死だったわけですよね。
岡本 当時は必死で、それこそ記録を読むと、すごい字が荒れてるとか(笑)。
会員1 そう、眠さでグチャグチャになってたりするのも、よくあったですからね。疲れてたんだろうなって、思うんですよ。
(次回に続く)