過ぎてしまえば懐かしい!?反抗期

岡本  あのねえ、反抗期はちょっと意外だった。

梅崎  ねえ、出そうな感じがしますけど。

会員1  そうですか。

梅崎  でも、何でですか。結構、意外なんですけど。もう、むしろいい思い出だったなみたいな感じなんでしょうか。

会員2  過ぎてしまったなみたいな感じで。

会員1  そう、過ぎてるから。もうかわいいですよね、反抗期。(今かかわっている子が)嫌だとか言ったら、「嫌だって言ってるー」って思って。

一同  (笑)

会員3  そっか。私はあんまり反抗期らしいもの、覚えてない。

岡本  そういうママいるの。そう、でも、大体お子さんは反抗してるんですよ。

会員3  みたいですよね。

岡本  逆に心配されて、うちの子あんまり反抗しないですけど、大丈夫なんですかって聞かれるけど、他人から見ると、いや、十分反抗してますよ。

一同  (笑)

会員3  わかります、そういうの。

岡本  ママがすごくおおらかで、こんなもんよねって。

梅崎  受け止める側の。

岡本  受け止める側、本当に関係の問題で。

会員3  気にならなかったです。

岡本  そう、気にならないまんま。

梅崎  そうなんだ。子どもはちゃんと反抗しているんですね。

岡本  そう。お子さん、すごい引っ繰り返ってるよね、まさに今、引っ繰り返ってなかった?って思うんだけど、いや、子どもだし、このくらいですよねっておっしゃる。どーんと、さあ、来いみたいな。

梅崎  そういうタイプでもいらっしゃったんじゃないですか。

会員1  どうかしら。私は違うな、なんて思って。やっぱり相当引っ繰り返ったり、動かなかったり、困った覚えはあるんです。困った、困った、困った、毎日どうしよう、どこ連れて行こうとか、かなり悩んでて。そういうふうになっちゃうと、私、抱っこして、もう強制撤去みたいになっちゃってました。今思うと、(勤務している)保育園じゃ、それはまずいんですよ、やっぱり。
 ちゃんと受け止めて、どうしたのって、いちいち聞いてあげてって言われるんで、ほかの子にならできるのに、何で自分の子にできないのっていうのがあって。でもどちらかというと、思春期の反抗期のほうが大変だったので、それはやっぱり鮮明にまだ覚えてます。いまだに反抗してきますよね、ちょっと機嫌が悪いと。ママってさ、いつもさってとか、文句言って、これ、反抗だなって思って。反抗期まだ続いてるなって思うんですけど。

梅崎  それは面白い。

会員1  ちいちゃい頃の反抗は覚えてないのが多いのかな。忘れたいのかもしれないです。うまくできなかったなっていう思いがあって、忘れたいっていう心理が働いてるのかもしれない、私は(笑)。

岡本  なるほど。確かに上書きされますね。

会員1  そうなんですよ。

岡本  私、今思えば、これ(エピソード)読んで、かわいい(笑)って思う。

梅崎  当時は必死だったわけですよね。

岡本  当時は必死で、それこそ記録を読むと、すごい字が荒れてるとか(笑)。

会員1  そう、眠さでグチャグチャになってたりするのも、よくあったですからね。疲れてたんだろうなって、思うんですよ。

(次回に続く)