大会準備委員長あいさつ

第15回大会準備委員会委員長 伊藤 充(新潟青陵大学特任教授) 

 日本子育て学会第15回大会を、2023年11月18日(土)・19(日)に、新潟青陵大学で開催いたします。

 新潟市には、明治23年日本最初の保育所「新潟静修学校付設保育所」が開設され、赤澤鍾美・ナカの子育て支援への強い信念と周りの人々との広い温かい連携が、地域の子育ての心の灯となって生き続けています。そのような街に生まれた本学は、「人間性に富んだ看護・福祉の全人的教育」の目的のもと、子ども発達・社会福祉・臨床心理・看護の各分野が連携しながら学生を育てることが、地域を育て、自らも育つのだという強い信念で教育を推進しております。

 保護者・支援者・研究者が三位一体で子育て研究にかかわるという本学会の大会をお引き受けするにあたり、「共に育ち合う子育て」を大会テーマに掲げ、これまでの「課題解決のための連携」から「共に育ち合う連携」の在り方を探ることにいたしました。それは、14回大会の「子どもの多様性-子ども・保護者・支援者が織りなすかたち」のテーマのもとで得られた多くの成果をさらに推し進めようという私たちのささやかな挑戦です。子育てにあたる人々が連携して課題を解決することが、共に育ち合うことになる条件を探ろうと思います。

 大会1日目には、ポスターセッションや学会企画・自主企画シンポジウム等をオンライン・ライブ通信で公開し、併せて学会認定資格講習会を対面で実施することにいたします。

 大会2日目には、小児神経専門医である山田謙一氏(早川小児科クリニック副院長・一般社団法人新潟子どもの心身発達支援会議 代表理事)をお招きして基調講演を行います。また、保護者・支援者・研究者を交えて話題提供と討論の場となる大会準備委員会企画シンポジウム、大会準備委員会・地域子育て支援部門合同企画シンポジウムを対面・ライブ通信で開催いたします。

 「青陵」とは、一本一本の松が互いに支え合いながら日本海の波・風・砂・雪から新潟市を守り育んできた緑の丘であり、新潟市民にとって「新潟静修学校付設保育所」と同様に、「守り育む連携」の象徴です。この地で皆様方をお迎えできることをうれしく思います。首都圏から離れた開催のため、ご不便をおかけすることも多々あると存じますが、準備委員会スタッフ一同大会に向けて準備を進め、皆さまのご参加を心からお待ちしております。

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