日本子育て学会第14回大会が、2022年11月26日(土)・27日(日)*に、文京学院大学(ふじみ野キャンパス)で開催されます。
本学は、「自立と共生」を教育理念として掲げ、多様な特性や背景をもつ他者と協働し、多様な環境やその変化に応じて主体的に問題解決できる人材の育成を教育の目標としております。保護者、支援者、研究者が三位一体で子育て研究にかかわるという本学会の大会をお引き受けするにあたり、「子育ての多様性-子ども・保護者・支援者が織りなすかたち」を大会テーマといたしました。子どものもつ特性や環境の変化はもちろんのこと、withコロナの時代に入り人との距離やコミュニケーションのあり方だけを考えても、子どもの生活は多様に変化してきています。子育て・子育ちの多様性の中で生じる問題やその解決、それを通した子どもとそれにかかわる保護者や支援者の発達的変化について、改めて考えていきたいと思います。
大会1日目に元本学教授の平山許江氏を招いて基調講演を、さらに保護者、支援者、研究者を交えて話題提供と討論の場とするシンポジウムを、いずれも感染対策により人数を限定して近隣地域に公開し、さらにハイフレックスの形式*で開催する予定です。これ以外のシンポジウムとポスターセッションはオンライン形式で実施する予定です。いずれもできるだけリアルタイムでの質疑応答の機会を設ける予定です。
埼玉県ふじみ野市という立地条件で、さらに感染状況に対応しながらの開催ということで、ご不便をおかけすることも多々あることと存じますが、準備委員会スタッフ一同大会に向けて準備を進め、みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
第14回大会準備委員会委員長 上村佳世子(文京学院大学 人間学部教授)
*26日(土)は対面/オンライン開催、27日(日)はオンラインのみの開催となりました。詳細は「大会スケジュール」のページをご覧ください。