ブックレビュー 『「保育の質」を超えて―「評価」のオルタナティブを探る』 本書は、「保育の質」という概念に対し、批判的検討を加えつつ、評価を再考した一冊である。著者のダールベリらは、普遍的かつ数値化可能な「質」の追求が、多分に大人の管理主義的関心や、ある種の近代的エゴすなわち人間中心主義的な評価基準に基づいていると問題提起する。 Read More » 2026年7月21日
ブックレビュー 『母親になるということ: 新しい「私」の誕生』 本書は、「母親になる」という経験を通して、女性が価値の優先順位やアイデンティティを再編成していく過程を丁寧に描いた書籍である。本書の魅力は、母親の困難を診断的・病理的に説明するのではなく、一人ひとりの女性の人生の歩みとして描いている点にもある。 Read More » 2026年6月25日
ブックレビュー 『赤ちゃんは世界をどう学んでいるのか:ヒトに備わる驚くべき能力』 本書は「有能な赤ちゃん」に関する最新の知見を取り入れた一冊です。主に2歳までの赤ちゃんの能力についての科学的知見と,その後6才頃までの発達の特徴も取り上げています。著者は第一線の発達心理学研究者で,自分の育児と絡めた視点で紹介しているところがこれまでの「有能な赤ちゃん」に関する書籍と一線を画します。 Read More » 2026年6月3日